リオオリンピック バドミントン 8月19日(9日目)の結果。リーチョンウェイがオリンピックでついにリンダンに勝つ!

今日は男子シングルス準決勝、リンダンvsリーチョンウェイの試合が行われます。σ(^^)にとって、最も見たい試合でした。

男子シングルス リンダン vs リーチョンウェイ

オリンピック2大会連続決勝カードが準決勝で実現です。この約10年、男子シングルスを牽引してしてきた2人。男子シングルス界は、この2人とその他というくらいの図式でした。2人とも30歳を越え、荒々しさは少なくなりバドミントンのスタイルは大きく変わってきましたが、ディフェンス力、フットワークなどはロンドンと見比べても洗練されており、バドミントンの完成形を見ているようなプレーで、うっとりとしてしまいますね。。

さて試合展開は、準々決勝までとは変わって、というかここ最近の試合でもあまり見ないような形で、最初からリンダンがスピードあげて攻めました。ここのところのリンダンって、スマッシュを打たないでどうやって勝つか?を追求し続けているの?と思うほど、なにか超越したような別次元の戦い方をしているような印象がするほどスマッシュを打ちませんので、この展開は、本気度が伝わってきてゾクゾクしましたね。スピードを落とした2ゲーム目はリーチョンウェイがしっかりと取り、ファイナルゲームにもつれます。

勝負のファイナルゲーム

ファイナルゲームは一進一退の展開で、ロンドンオリンピック決勝と同じく、リーチョンウェイがリードしていながら、最後の最後でまさかの追いつかれる展開。この展開になるとリンダンのメンタルの強さがいつも結果を決めてきましたが、今日のリーチョンウェイは冷静すぎるほど冷静でした。最後のショットは特にフェイントのかかったショットではなかったと思いますが、リンダンにとっては、この展開だとリーチョンウェイは、ほぼ確実にストレートに返すというデータがあったパターンのシャトルだったのでしょう。しかし、この場面でも序盤で打つようなショットを冷静に打てたことで、リンダンにとってはまさかのコースとなったのでしょう。最後はノータッチエースでリーションウェイがついに勝利です!!

リーチョンウェイを応援していましたが、終盤の試合展開は、とにかくじっと見入ることしかできませんでした。。そして大きな大会でことごとくリンダンに負けていたリーチョンウェイが、オリンピックの舞台でこの展開で勝つとは!この2人の対決をここ10年で何回見たかわかりませんが、ついに勝ったかぁ~、、と思わず泣いちゃいそうでしたよ(笑)

女子シングルス 決勝戦

マリン選手と奥原選手を破ったシンドゥ選手との対決です。このゲームも、好調さを維持したシンドゥ選手が攻める展開のゲームでしたが、マリン選手はさすが世界ランク1位というゲームコントロールでしたね。しっかりレシーブをしながらも、自ら攻撃を仕掛けていくポイントのときには、ガツンと攻める。その強さがあったと思います。最後は攻めて押し切ってマリン選手の優勝です!マリン選手は、粘りまくられる奥原選手は苦手にしていて、直近の全英オープンやスーパーシリーズファイナルでも奥原選手に負けていて悪いイメージしかなかったと思うので、相手が奥原選手じゃなくてちょっとラッキーだと思ってたでしょうね・・(笑)

男子ダブルス 決勝戦

勢いに乗ってるマレーシアペアが勝つと予想していましたが、最後の最後に大逆転負けくらっちゃいましたね。ファイナルでリードをしてメダルを意識したであろうあたりから、プレーが小っちゃくなり、見ていてもわかるくらいガッチガチになっちゃいました。たぶん最後の数点は真っ白になって覚えていないんじゃないでしょうか。。メンタルってホント重要なんだなぁ・・と思った試合でした。


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